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2024/04/04 12:24


かゆみ・発疹・肌荒れ…花粉が原因の場合も


花粉症シーズンが来ると、何だか肌の調子が悪い気がする…
かゆみや赤みが出たり、湿疹ができたり、乾燥がひどくなったり…
その肌荒れはもしかすると花粉が原因で起こる“花粉皮膚炎”かもしれません。

“花粉皮膚炎”は、くしゃみや鼻水といった花粉症の症状がない方にも起こりますが、もともと花粉症の方や敏感肌の方はアレルギー反応によって肌がより敏感な状態になるため、“花粉皮膚炎”の症状が重くなる傾向にあります。


まずは“花粉を肌に付着させない”工夫を


“花粉皮膚炎”は、肌のバリア機能の低下と花粉によって引き起こされます。
花粉が飛散する時期は、空気の乾燥により肌から水分が奪われて肌のバリア機能が低下しやすい環境にあります。
そこにアレルゲンである花粉が付着することで、かゆみや湿疹などの肌荒れを誘発してしまいます。

そこで対策として、花粉を肌に付着させないことが大切になります。
外出時には、マスクや眼鏡でカバーすることはもちろんのこと、スキンケアとして、保湿クリーム、保湿ジェル、オールインワンジェルなどを塗って、できるだけ花粉が肌表面につかないように気をつけましょう。



帰宅後のスキンケア(洗顔・保湿)をしっかりと


帰宅後のスキンケアは、肌表面に付着した花粉を落とすため、念入りに洗顔するようにしましょう。
洗顔料はよく泡立てて泡をたっぷり作り、泡をクッションにして優しく丁寧に洗いましょう。
(※泡立てネットを使用するとカンタンにたっぷりの泡を作ることができます)
肌がデリケートな状態にあるので、ゴシゴシ強くこするような洗い方や刺激の強い洗顔料の使用は禁物です。

洗顔後のスキンケアは、必ず保湿剤をつけるようにしましょう。
肌のバリア機能は、肌の一番外側を覆う皮脂膜や、その内側で水分を保っている角質層部分などによって維持形成されています。
保湿剤をつけるスキンケアは、肌を潤いのヴェールで包み、弱まった肌のバリア機能をサポートすることにつながります。


抗酸化物質で肌のバリア機能を回復


花粉による肌荒れを予防・改善するためには、外側からのスキンケアだけでなく体の内側からもケアを。
食べ物に含まれる抗酸化物質(ビタミンA・C・E)には皮膚や粘膜の働きを正常に保つ働きがあり、肌のバリア機能回復にも役立ちます。
ビタミンAはレバーや卵黄、うなぎなどに、ビタミンCはピーマンやブロッコリー、柑橘類などに、ビタミンEはナッツ類や植物油などに多く含まれています。
これらの食べ物を毎日の食事においてバランスよく摂取するようにしましょう。


症状がひどい場合は皮膚科で相談を


毎年、花粉症シーズンの肌荒れがひどいという方は、一度皮膚科で相談することをお勧めします。
“花粉皮膚炎”には、一般に処方される抗アレルギー薬などの花粉症薬と塗り薬が有効です。
かゆくて掻いてしまい肌を傷めたり、季節的なものだからと放置して症状を悪化させたりすることがないよう早めに治療薬を処方してもらいましょう。